分譲マンション
　
1971年9月、新京成電鉄で初めてとなる分譲マンション「薬園台ハイツ」を売り出した。

鉄道会社が分譲住宅や分譲マンションを売り出す事は珍しくないのだが、
新京成電鉄の場合、新津田沼駅前のイトーヨーカドーや北習志野の駅ビルに代表されるように
貸ビル・貸店舗が不動産事業のメインになっており、分譲住宅を売り出したのは、
この「薬園台ハイツ」と、新津田沼駅前の貸ビル上層階に住居フロアを設け分譲したくらい。

つまり、新京成電鉄の歴史上、唯一の分譲マンション「薬園台ハイツ」なのである。
　
　

千葉県船橋市薬円台にある「薬園台ハイツ」。　全5棟で全棟5階建て、
一番手前の1号棟は10室、2号棟〜5号棟は各20室の計90室の規模。　2016年1月7日
　

反対側5号棟からの全景。こちらは5階建て、20室の作り。　2016年1月7日
　

住所は船橋市薬円台だけど、マンション名は「薬園台ハイツ」。
このマンションの分譲当時の住居表示は、船橋市薬園台であったらしい。　2016年1月7日
　

こういう団地の中の公園みたいなスペースは、非常に味がありますね。　2016年1月7日
　

規模の大きくない敷地の中に、公園が2ヶ所もあります。
住み易い環境の分譲マンションを目指した事が伺い知れますね。　2016年1月7日
　

これが、貸ビル上層階に住居フロアを設けた、新津田沼駅前の津田沼10番街ビル。　2016年2月4日
　
　






　
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