◆路線車
上田交通の路線バスのボディカラーは、従来は全ての車両が同じデザインをしていたが、その後幾度のデザイン変更を経て、現在では上田バス新塗装車の導入・塗り替えが行われている。

これまでの経緯は、生え抜き車・他社譲渡車の場合と、東急バスからの譲渡車の場合で大きく2種類に分ける事が出来るので、それぞれの事例について解説します。
 
<生え抜き車・他社譲渡車の場合>
 

N-881  1995年8月14日 上田駅前にて

上田交通の路線バスは、古くから水色が主体のデザインを纏っていた。
これは、旧東急観光バスのボディカラーを踏襲したもので、東急傘下になってから制定されたものと思われる。

H-872  2002217日 上田営業所にて

1997年頃から、マーキュリーカラーを取り入れた物が出現し始め、
観光車・路線車共に、上電バスは統一カラーになるのかと思われた…

N-866 1999年1月1日 上田営業所にて

旧塗装から新塗装への過渡期。
前面のみマーキュリーでサイドは旧塗装の車両まで登場。まるでラッピング車のよう?

F-011  2002年2月17日 上田営業所にて

2001年の新造車両から採用された、前面はマーキュリーだがサイドが直線的デザインのもの。
尚、最終的に採用されたのはサイドのデザインが直線的な物なので、
この車両が、その後の基礎を作ったと言える。

N-921  2007年4月6日 上田駅前にて

上電バス時代の路線車標準塗装。
前面は赤い帯1本とされ、サイドはF-011で採用されたカラーリングを採用。
東急グループ離脱前までは、この塗装で統一が図られた。

I-141 2015522日 上田駅前にて

2012
年以降の新規導入車は、上田バス新塗装で導入されている。
既存車についても、高年式車を中心に新塗装への塗り替えが行われた。
 
 




 
 
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